ナイキ厚底ランニングシューズ新モデル「アルファフライ」の日本デビューあるか?

最近話題が尽きない、ナイキの厚底ランニングシューズに新モデル発売か??

 

前人未到のフルマラソン記録を出した厚底ランニングシューズ「ヴェイパーフライ」。

その後、トップ選手はもちろん、次々と多くのランナーがレースで自己ベストタイムを打ち出し、「厚底ブーム」が到来。

今年のオリンピックでも新記録が期待される中、世界陸連が「待った」をかけましたね!

そんな話題の中でナイキ(NIKE)が、厚底ランニングシューズの新モデルを東京マラソン(2020年3月1日)で日本デビューさせる計画を進めていることがわかりました。

ナイキ厚底ランニングシューズの新モデル、「アルファフライ」とはどんなランニングシューズなのでしょうか?




 

ナイキ厚底ランニングシューズ「アルファフライ」の特徴

 

 

 

ズームXヴェイパーフライネクスト%

(厚底)

アルファフライ

(超厚底)

フロント 32mm

 

42mm

 

ヒール 40mm

 

51mm

 

ドロップ 8mm

 

9mm

 

 

 




 

ナイキ厚底ランニングシューズ「ズームXヴェイパーフライネクスト%」供給経緯

現行の第3モデル「ズームXヴェイパーフライネクスト%」は、2019年4月のロンドンマラソンでデビュー。

2020年1月の箱根駅伝に出場した210選手中177人(84.3%)が使用しました。

 

ナイキ厚底ランニングシューズ「アルファフライ」の供給経緯

第4モデルの試作品は完成済みで、

3枚のカーボンプレートが搭載され、前足部にナイキ特徴のエアが内蔵された「超厚底ランニングシューズ」。

このナイキ第4モデルの通称、「アルファフライ」を使用したキプチョゲは2019年10月、非公認ながら1時間59分40秒と人類で初めて2時間の壁を破りました。

 

 

レースでキプチョゲはナイキの新しいシューズ『ネクスト%』プロトタイプの 『アルファフライ』 を履いた。

フォア部分にズームエアを4枚内蔵した新しいソールユニットで、カーボンプレートが3枚内蔵されている。このシューズによって記録が大幅に伸びた、という見方がある。

 

ナイキ新モデルが開発された時点で使用を許可された選手は、キプチョゲだけ!

 

当初の予定では、東京オリンピック前に各国の代表選手に使用が許され、

東京オリンピック後にオリンピック選手以外のエリートランナーへ供給される予定だったようです。

しかし、2020年1月15日に複数のイギリスメディアが、世界陸連が使用を禁じる可能性があると報じたことから、関係者によると当初の供給計画は大幅に前倒しされる予定。

2020年2月29日にナイキ本社がある米国のオリンピックマラソン代表選考レースでナイキ契約選手が使用する。

そして、翌日2020年3月1日の東京マラソンで日本デビューが濃厚になったという経緯のようです!!




 

大迫傑VS設楽悠太 ナイキ第4モデル「超厚底」で東京オリンピックの切符争い実現?

2020年3月1日の東京マラソンは東京オリンピック男子代表選考を兼ね、

日本記録保持者の大迫傑さんや前日本記録保持者の設楽悠太さんらが出場予定です。

世界記録を持つエリウド・キプチョゲ(ケニア)だけに使用許可されていた第4モデルの「超厚底シューズ」が供給されれば、東京オリンピックの切符を巡る超高速レースが実現しそうです!!

 

第4モデルは2020年2月中旬以降、大迫や設楽悠らナイキのシューズを使用するトップ選手に供給される見込みのようす。

練習で第4モデルと比較し、新モデルが優れていると判断した選手は使用すると予想できます。

 

東京オリンピックの切符を得るには大迫傑さんの日本記録2時間5分50秒を上回ることが必要。

設楽悠さんは2018年大会で2時間6分11秒の当時日本新を樹立しており、記録の出やすい平坦なコースで新モデルを追い風に東京オリンピックの切符も夢ではないでしょう。

日本新なら日本実業団陸上連合から報奨金1億円が贈られます。

設楽悠さんと大迫傑さんは一度もらっていますが、年度が替われば2度目でもOK。

東京オリンピックの切符と1億円という超ビッグボーナスを手に入れるチャンスにナイキの超厚底ランニングシューズ「アルファフライ」を履かないてはないでしょう。