ダイエットは多くの人が常に気にしている事で、痩せたり太ったりを繰り返して、長年、取り組んでいる人も多くいるでしょう。
中でもバナナダイエットは何年も前に話題になったダイエット方法で、人気のダイエット方法です。
今ではバナナダイエットは朝バナナダイエットだけでなく、夜バナナダイエットや間食、おやつをバナナにする方法など、さまざまなやり方の情報が、本やサイトで飛び交っています。
多くの方がバナナダイエットに興味があっても、いったい何から始めれば良いのか?何が正しいやり方なのかよくわからないと思っているのではないでしょうか?
SNSでは
・バナナダイエットの情報が多過ぎてどれを見ればいいのかわからない
・朝バナナ・夜バナナダイエットの正しいやり方が知りたい
・朝バナナ、夜バナナどちらがいいのかよくわからない
・バナナダイエットが痩せる理由って何?
という声をよく目にします。そこで今回は、朝バナナ・夜バナナダイエットのやり方を様々なサイトで比較し、多くのサイトが推奨しているやり方を、まとめて記述していきたいと思います。
・バナナダイエットが痩せる理由
・最新のバナナダイエットのやり方
すぐ読める目次はこちら
バナナダイエットのやり方|おすすめする理由4選
初めに、この記事を読み始めた読者の皆さんは、数ある中のダイエットの中でどうしてバナナダイエットが良いのか気になっている方もいると思いますので、その理由を述べていきたいと思います。
調理要らずで気軽に取り組める
バナナはご存知の通り、皮を剥けばすぐに食べれる果物です。さらに、皮も手で簡単に剥くことができ、タネを取り除く必要もない、手間のかからない果物だと言えます。
・朝の時間のない時にすぐに食べられる
・準備するのが大変な時にそのまま持ち運べる
・ダイエットに要する時間がかからないので、時短になる
などと、下準備などの面倒がないので、取り組みやすいダイエット方法です。
ダイエット以外の効果も高い(美肌効果・便秘などに効く)
バナナは、美容効果が高いビタミンB群が豊富に含まれている果物です。特にビタミンB2・B6が豊富で、肌のきめを整える働き、ハリ、シワの改善にも効果があると言われています。
さらに取り除きがちなバナナのスジには、ポリフェノールが豊富に含まれているので、肌のアンチエイジング(老化予防)にもなります。
また、バナナには食物繊維も豊富です。食物繊維の含有量は100gあたり1.1gもあり、これは食物繊維が含まれていることで有名なレタスと同等の量で、便秘解消にも効果があると言われています。
ストレスフリーに取り組める(無理な食事制限がない)
バナナダイエットには、無理な食事制限は設けられていません。もちろん、朝バナナダイエットは、朝食代わりにバナナ1〜2本を食べて一緒に水を飲むだけという方法を推奨している本やサイトも多いですが、まだお腹が空くようでしたら追加で食べてもいいのです。(やり方は後ほど記述します)
また、昼食、夕食は普通にバランスの良い食事を心がければいいだけで、食事制限で溜まるストレスがないところも魅力的です。
さらにバナナに含まれるトリプトファンとビタミンB6が、幸せホルモンと言われるセロトニンの生成に効果があると言われており、ストレスフリーに取り組むことが期待できます。
安価に取り組める
総務省の統計データによると、バナナの値段は1980年1kg/220円から2021年1kg/248円と特に大きな差がありません。40年近くバナナの価格が安定して安いことがわかります。
https://www.banana.co.jp/database/statistics/docs/03kouribukka.pdf
参考元:総務省統計局(旧総理府統計局)「小売物価統計調査報告」より
今は、生産地や無農薬など、栽培方法によって多少高価なものもあります。販売店ごとに種類も豊富にあるので、今回はこのバナナにしてみよう、など自分好みのバナナを探して取り組むのも、ダイエットを楽しく取り組むコツになるかもしれません。
バナナダイエットのやり方|朝バナナ・夜バナナの違いは?
すでにご存知の方も多いかと思いますが、バナナダイエットのやり方を色々見てまとめてみます。
朝バナナダイエットのやり方
以前はバナナダイエットと言えば、朝食に好きな量のバナナを食べても良いとされていたと思います。しかし、今は朝バナナダイエットというと、バナナを朝食の代わりに1〜2本、常温のお水と一緒に食べるというのどのサイトなどで言われているやり方です。
バナナダイエットをおすすめする本やサイトによっては、バナナを食べた後、お腹が空いていれば何でも食べても良いとしています。しかし、それだと、すぐに効果を実感するのは難しいでしょう。
もしバナナ2本を食べても空腹で耐えられない場合は、食べ方を工夫するのがおすすめ。推奨されているのが野菜、ヨーグルト、ナッツ、卵などと組み合わせてバナナを食べる方法です。
おすすめの食べ方の例
・スムージー
・ヨーグルト+バナナ
・卵とバナナをつぶして混ぜて焼くパンケーキ
ダイエットに必須なのが継続すること。朝にバナナを食べるだけでは、どうしてもお腹減ってしまう方などには、工夫次第でアレンジが利きますし、飽きがこないように食べ方に変化をつけることもできます。
夜バナナダイエットのやり方
夜バナナダイエットのやり方もシンプル。夜ご飯を食べる30分前に、1〜2本のバナナを200mlのお水と一緒に食べるという方法です。その後、普通に夕ご飯を食べてもいいので、夜バナナダイエットには我慢の必要がありません。
ただ、夜バナナダイエットは、できれば18時頃には夕食を終わらせる事をおすすめしています。生活スタイルが合っていない人には、向いていないダイエット方法でしょう。
バナナダイエットのやり方|痩せる理由は?嬉しい相乗効果も!
もう少し具体的に、バナナダイエットがなぜ痩せるのかを述べていきたいと思います。
代謝の向上
ビタミンB2が脂質の代謝、ビタミンB6がタンパク質の代謝、ビタミンB1が糖質の代謝の働きを手助けし、バナナは、これらビタミンB群が豊富なため、基礎代謝を上げる果物と言われています。
基礎代謝が向上すれば、寝ていても消費カロリーが増えるので、バナナは痩せやすい体作りには、まさにぴったりの食材です。
低GI値なため
GIとは食後血糖値の上昇を示す指標、グライセミック・インデックス(Glycemic Index)の略です。
GIは、特に1990年代に脚光をあびはじめ、1998年にFAO/WHOレポートが発表されました。さらに2003年にWHOから「過体重、肥満、2型糖尿病の発症リスクを、低GI食品が低減させる可能性がある」というレポートが出されるなどの背景から、その後もさまざまな研究が行われ、食品メーカーは食物繊維が多く、エネルギー密度が少ない、GIの低い食品を供給するために商品開発を行いました。
低GI食品は、現代人に急増しつつある肥満やメタボリックシンドロームの予防・改善の観点から、注目されているキーワードです。
甘さが強いので、低GI値食品とは思われていないですが、実はバナナは低GI値食品です。バナナに含まれる水溶性食物繊維が、血糖値の急上昇を抑える働きをします。
そのことから、バナナはダイエットに向いている果物だといえるでしょう。
便秘の改善
・食物繊維豊富
食物繊維には水溶性と不溶性の2種類の食物繊維があります。バナナには、この2種類の食物繊維が多く含まれていて、便秘に効果的です。
水溶性食物繊維=食後の血糖値の上昇を抑え、コレステロールを抑える。
不溶性食物繊維=腸を刺激して、便通がよくなる。咀嚼回数が増えて、満足感が得られる。
むくみ解消
・取り過ぎた塩分(ナトリウム)の排出
バナナには多くのカリウムが含まれています。バナナ100gあたりのカリウム含有量は360mgで、これは人参やゴボウより、はるかに多い量です。カリウムは老廃物を吸着して、水分を排出する役割があります。取り過ぎた塩分を出す働きも同時にしてくれるので、むくみ解消になり、高血圧予防に繋がります。
摂取カロリーの減少
・腹持ちがいい
バナナに含まれる糖質はブドウ糖、果糖、ショ糖など様々あります。糖質は種類によって体内でエネルギーに変わる速度が違うので、エネルギーチャージをすぐしたい時にも効果があります。
持続性のある糖分は腹持ちの良さに繋がるので、勉強や会議などで集中力を保つ手助けになります。また、食べる量を減らすので、ダイエットに効果的です。
お菓子の代わりになる
バナナは食べた時に甘さをすごく感じる果物です。ダイエットでお菓子を控えなければならない時期でも、毎日甘いバナナを食べていれば少し欲求が満たされるでしょう。
しかし、どうしても甘いものが食べたくなった時は、甘さの強いバナナを使ったアレンジレシピに挑戦してみるのもいいかもしれません。
まとめ|バナナダイエットのやり方は超簡単で継続しやすい!
今回はバナナダイエットのやり方とおすすめする理由を書いてきました。
内容をまとめると
・そのまま食べるだけで、面倒な下準備が入らずに手軽に取り組める
・安定して価格が安く、購入しやすい
・基礎代謝が上がる
・便秘の解消が見込める
・無理な食事制限があまりない
などと良いこと尽くしです。さらにバナナダイエットには継続しやすい理由もたくさんご紹介したので、まず、やってみて損はないダイエット方法だと思います。