佐久本嗣男の年齢や経歴は?wiki風に流派までプロフィール総まとめ

佐久本嗣男の年齢や経歴、流派、若い頃

空手男子形日本代表の喜友名諒(きゆなりょう)選手の師匠・佐久本嗣男(さくもとつぐお)さんってどんな人?

年齢や経歴は?

流派は?家族は?

ということで、

この記事は空手家・佐久本嗣男さんについてまとめていきます。

佐久本嗣男の年齢や経歴プロフィールをwiki風に!

佐久本嗣男さんの生年月日は1947年生まれ。現在の年齢は74歳です。

沖縄出身で沖縄県立芸術大名誉教授。現在は沖縄劉衛流空手古武道龍鳳会の会長を務め、

生きる伝説と呼ばれる凄い人物です。

佐久本嗣男の生きる伝説動画!

百聞は一見に如かずといことで、

佐久本嗣男さんの凄さがわかる動画をまとめたのがこちら。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=_GlyijSoPBs
出典:https://www.youtube.com/watch?v=bZ9p2GJNc_g

佐久本嗣男の年齢・経歴プロフィール

経歴からプロフィールを一覧でまとめたのがこちら。

佐久本嗣男の年齢プロフィール

名前:佐久本嗣男(さくもと つぐお)
生年月日:1947年12月13日
年齢:74歳(※2021年7月現在)
出身地:沖縄県恩納村出身
血液型:A型
出身大学:日本体育大学
職位:沖縄県立芸術大学名誉教授
所属:沖縄劉衛流空手古武道龍鳳会 会長 教士8段

引用:佐久本嗣男オフィシャルサイト

佐久本嗣男の空手の経歴

  • 文部科学大臣スポーツ指導者功労賞受賞
  • 元日本オリンピック委員会強化スタッフコーチ(94~97)
  • 元全日本空手道連盟ナショナルチームコーチ(93~96)
  • 全日本空手道連盟公認7段 沖縄県空手道連盟公認8段
  • 世界空手道選手権大会個人形優勝3連覇(第7回1984年オランダ、第8回1986年オーストラリア、第9回1988年エジプト)
  • ワールドゲームズ個人形優勝2連覇(第2回1985年イギリス、第3回1989年ドイツ)
  • ワールドカップ個人形優勝2連覇(第2回1986年ハンガリー、第3回1989年ハンガリー)
  • アジア太平洋空手道選手権個人形優勝3連覇(第5回1984年日本、第6回1986年マレーシア、第7回1988年インドネシア)
  • 国民体育大会個人形優勝(第40回1985年鳥取県)
  • 全国教職員空手道大会個人形優勝(1982年東京都)
  • 全日本実業団空手道選手権大会個人形優勝(第15回1996年、日本武道館)

佐久本嗣男の空手の流派は?名前の由来~歴史まで!

出典:https://www.youtube.com/watch?v=eLXAi7K2SH4

佐久本嗣男さんの空手の流派は「劉衛流(りゅうえいりゅう)」。

一子相伝の劉衛流に入門を許可されたのが佐久本嗣男さんです。

佐久本嗣男さんの劉衛流においての空手段位は劉衛流道統5世範士9段。

では、そもそも劉衛流とはどんな空手の流派なのでしょうか?

佐久本嗣男さんの空手アカデミーの公式サイトに記載されている内容がこちら。

仲井間憲里(1819-1879)が中国に渡り沖縄に持ち帰った「劉の技」。劉衛流は、始祖劉龍公を初代とし、2代憲里、3代憲忠、4代憲孝、5代憲児と続く。
一子相伝を貫いた劉衛流だが、佐久本嗣男が4代憲孝に師事し、門戸を開かれ世界チャンピオンとなり、武道性の強いスポーツ空手道として世界から注目を浴びている。
劉衛流は、現在も世界チャンピオンを輩出し続けている。

引用:佐久本空手アカデミー

劉衛流は門外不出の空手流派のようですね!

劉衛流について詳しくリサーチしてみると、

中国の拳法家劉龍公(ルールーコウ)を始祖とする沖縄空手の流派のひとつです。

空手流派の名前の由来

佐久本嗣男さんの空手の流派「劉衛流」の名前の由来が気になりますね!

劉衛流の名前の由来がこちら。

始祖・劉龍公の「劉」と2代目・憲里の唐手名である衛 克達の「衛」をとって「劉衛流」としました。

引用:沖縄劉衛流空手・古武道龍鳳会 羽地龍鳳館

空手流派「劉衛流」の歴史と伝承の流れ

劉衛流の起源は1800年代中期の中国。

始祖・劉龍公の下で技を伝授された2代目・仲井間宗里によって沖縄に伝来したのが1845年頃とされています。

当時の日本は鎖国しており、清国での武者修行を口外できる時代ではありませんでした。

また中国武術は秘密主義が強く、軽々しく弟子を取ったり流派を名乗ることは禁じられる傾向にあったと言います。

そのため、以来百年あまり仲井間家に伝わる一子相伝の武術として継承されることになります。

2代目・仲井間宗里は家訓として次のような言葉を遺しています。

  • 武力は心の支え、身の守り
  • みだりに発動すべきものでもなく
  • 軽々しく他人に伝授してよいものでもない
  • 門外不出、一子相伝せよ(仲井真憲里の家訓)

こちらの家訓は佐久本嗣男さんの「佐久本嗣男空手アカデミー」の公式サイトにも記載されています。

この教えが固く守られ、門外不出の秘伝として長らく世に出ることはなかったようです。

しかし、4代目・仲井間憲孝は「門外不出という閉鎖性が時代の勢いに馴染まない」と考え、佐久本嗣男さんの弟子入りを許可。

以後、劉衛流はその圧倒的な強さから広く名を知られるようになります。

現在では門戸が開かれ、多くの門下生が指導を受けています。

空手流派「劉衛流」の特徴

空手の流派「劉衛流」の特徴は「沖縄劉衛流空手・古武道龍鳳会 羽地龍鳳館」に記載されている内容を引用します。

その内容がこちら。

技は湧き出る泉のごとく、淀むことなく変化させていく

相手に一呼吸をつかせず、徹底的に相手を攻め続けます。

相打ちの先

「相打ちの先」とは防御と攻撃が必ず一緒になっていることです。
劉衛流の技法や形の中に顕著に現れています。

一足二拳

徹底的に攻めることを身上としているために「一足二拳」という考え方があります。
一歩踏み込む間に、二本突きます。

一眼二足三胆四力

一番大切なのは目付(間合いをとり、人を射貫くような鋭い目)
二番目に大事なのは、立ち方・足の運び等の運足法です。
三番目に大事なのは、胆力(勇気や決断力)
最後に、力

技の意に即して、それぞれ呼吸法も変化する

呼吸法と技の極めには相関関係があり、劉衛流には多くの呼吸法が有ります。
①ゆっくり吸って、早く吐く。
②ゆっくり吸って、ゆっくり吐く。
③早く吸って、ゆっくり吐く。
④早く吸って、早く吐く。
⑤ゆっくり吸って、連続して吐く。
⑥息を切りながら連続して吸い、1回で吐く。

佐久本嗣男の空手の道場は?

佐久本嗣男さんが経営している特定の道場というのはなく、佐久本空手アカデミーという形で空手道を指導しています。

このアカデミーでは世界チャンピオンを9人輩出し、世界のトップレベルの選手を指導。

さらに、空手の流派の枠を超え世界中の空手選手に対しセミナー開催しているようです。

佐久本嗣男空手アカデミーの公式サイトはこちら。

佐久本嗣男空手アカデミー

佐久本嗣男の空手の段位は?

佐久本嗣男さんの空手段位は「劉衛流道統5世範士9段」です。

ちなみに空手の段位そのものは10段までありますが、

審査は8段までで、9段、10段は名誉なことをしたら貰える名誉段になっているようそう。

名誉段というのは、

例えば、9段はその流派を国内に広めたぐらいのレベル。

10段は9段の内容を世界に広めたレベルという上記2種類のようなレベルの名誉なことをしなければもらえないようです。

つまり、佐久本嗣男さんは空手の流派「劉衛流」を世界に広めた偉大な人物ということで、

「劉衛流道統5世範士9段」という段位になるわけですね。

基本的に9段以上の空手段位は自分の段位より上の先生からもらうシステムですので、そのような方が出てきたら、全空連会長が決めるのではないかと思います。

そして、

実は、昨年その名誉段である9段を取った方がいます。

誰かと言うと…、なんと菅総理です!

その時の報道内容がこちら。

菅義偉首相(71)が20日、全日本空手道連盟から名誉九段の段位を授与された。
名誉九段位が贈られるのは44年ぶり3人目で、日本人では初めて。

引用:日刊スポーツ

菅総理は、法政大在学中に空手部に所属していて有段者だったそうです。

2014年に設立した空手道推進議員連盟の会長として、東京オリンピックでの正式競技への採用に貢献したことから、今回の段位取得となったようですね!