2022年より、笑点の新メンバーとして選ばれた桂宮治さん。
笑点へ出演することになり、あっという間にお茶の間にも顔が広まりましたね!
そんな桂宮治さんの落語の師匠は、3代目・桂伸治さんです。
落語に詳しくない方は、どんな人か分からないですよね。
そして師匠に弟子入りを決めた際、桂宮治さんの嫁の覚悟と熱意が凄かったとか…。
色々と疑問が浮かんできますよね!
・桂宮治の師匠、桂伸治さんはどんな人?
・桂宮治はどうやって師匠に弟子入りしたの?
・桂宮治が師匠に弟子入りできたのは嫁のおかげ?
という事で、この記事では桂宮治の師匠について深掘りしていきます!
・桂宮治が師匠に弟子入りした時のエピソード
・桂宮治が師匠に弟子入りを支えた嫁のエピソード
ご紹介していきます。
すぐ読める目次はこちら
桂宮治の師匠は3代目・桂伸治!
桂宮治さんの師匠は、3代目・桂伸治さんです。
桂伸治さんがどんな人なのか、プロフィールと経歴をご紹介します。
桂伸治の師匠ってどんな人?
桂宮治さんの師匠、3代目・桂伸治さんの、プロフィールと経歴を簡単にご紹介します。
まずは、プロフィールがこちら!
・名前:桂伸治(かつら しんじ)
・生年月日:1952年5月14日
・本名:板倉克己(いたくら かつみ)
・出身:東京都
落語に興味がある方でないと、名前を聞いてもピンとこないですよね。
それでは次に、桂伸治さんの経歴がこちら!
- 1974年に東洋大学を中退し、2代目・桂伸治に入門する
- 1979年4月に二つ目に昇進
- 1989年に、真打に昇進し、3代目・桂伸治を襲名する
落語会の二つ目というのは、寄席の番組などで2番目に、高座へあがれる人の事を指します。二つ目になると、それまでやっていた師匠の家での雑用や、楽屋での雑用がなくなるので、一人前の落語家にひとまずなれたという事になります。
落語家はこの他にも、色々な階級があります。
落語に興味を持ってきた方は、ネットなどで調べると解説が出てきますので、チェックしてみてください。
桂宮治がほれ込んだ桂伸治の落語とは?
桂宮治さんの師匠、3代目・桂伸治さんの落語は、「古典の落語の正統派」として評価されています。
桂伸治さんの落語動画は、残念ながら見当たらなかったのですが、桂伸治さんの人柄が伝わる動画がありましたのでご紹介します。
それがこちら!
桂宮治さんの昇進披露の会での裏側なのですが、師匠の笑顔がとっても素敵で癒されます。
落語家になるべく寄席に通うようになり、国立演芸場での公演を見た際、袖からヘラヘラと出てきた姿に電撃が走り、この人に弟子入りをしたい!と思ったそうです。
桂宮治さんは、桂伸治さんの落語を見る前に運命を感じていたという事ですね!
弟子入りエピソードは、後ほど詳しくご紹介します。
そして桂伸治さんは、桂宮治さん以外にも弟子をもっています。
桂宮治さん以外の弟子についても、ご紹介していきますね。
桂伸治の弟子は全部で8人
桂伸治さんは、桂宮治さんを含め全部で8人の弟子がいます。
その弟子がこちら!
・桂伸衛門
・桂宮治
・桂伸べえ
・桂伸しん
・桂しん華
・桂伸び太
・桂伸びん
・松廼家八好
以上が桂伸治さんのお弟子さんたちです。
7名の方は皆さん「伸」という漢字がついていますね。
もう一人この漢字が付いていない方がいますが、この方は落語家ではありません。
太鼓持ちと言われる今では数少ない、お客様に付いて回り、祝儀を頂くという職業の方です。
桂伸治さんの弟子が分かったところで、桂宮治さんとどのように出会い弟子入りしたのかを、深掘りしていきます!
桂宮治の師匠│出会い~弟子入りエピソードまとめ!
会社員だった桂宮治さんが、どのように師匠に出会い弟子入りまでできたのか、とても気になりますよね。
- 桂宮治が落語を目指したきっかけは?
- 何で弟子入りできたの?
- 弟子入りに桂宮治さんの嫁が関係している?
など、弟子入りのエピソードをご紹介していきます!
落語家を目指すきっかけは桂枝雀だった
桂宮治さんの師匠は桂伸治さんですが、桂宮治さんが落語家転身へのきっかけは、桂枝雀さんのYouTubeで見た「上燗屋(じょうかんや)」という落語です。
この落語を見て、10回見ても10回笑える事に衝撃を受け、嫁明日香さんにも相談し、落語家への転身を決意しました。
その桂枝雀さんの「上燗屋」がこちら!
- 名前:桂枝雀(かつら しじゃく)
- 本名:前田達(まえだ とおる)
- 生年月日:1939年8月13日
- 没年月日:1999年4月19日
YouTubeを見て、転職を決意というのは、現代らしいきっかけですよね。
そしてそこから笑点への出演までを果たしている桂宮治さんは、相当の努力と運の持ち主ではないでしょうか!
それでは次に、桂宮治さんが師匠にどのように弟子入りをしたのかを、ご紹介します。
師匠を待ち伏せして弟子入り!
落語家になるにはまず、師匠に弟子入りをしなければなりません。
寄席で桂伸治さんに弟子入りをしたい!と強く思った桂宮治さんがとった行動は、
待ち伏せです。
桂伸治さんの仕事のスケジュールを調べ、待ち伏せのできそうな場所を探し、待ち伏せをしたそうです。
待ち伏せを始めて3日目で、桂伸治さんに弟子入りしたいという旨を伝たそうです。
そして、それを伝えると桂伸治さんは喫茶店へ桂宮治さんを誘い、いわゆる面接のような事をしました。
喫茶店で桂伸治さんと話をした際、
- 桂宮治さんの当時の年齢(31歳)
- 落語に関して知識も経験もない
この2つを聞いてとても驚いたそうです。
31歳で1から落語を勉強し始めると聞いたら、誰でもびっくりしますよね。
これ聞いて桂伸治さんが言った言葉がこちら!
「やめときなよ」
弟子入りをお願いした人が誰であっても、この言葉が出たと思います。
既に結婚もしていた桂宮治さんなので、収入などの面に関しても心配してくれたのでしょう。
辞めた方がいいと言われてしまった桂宮治さんが、どうして弟子入りをできたかは、嫁明日香さんの力がありました。
その話もご紹介します。
弟子入りを支えた嫁明日香が素敵!
通常弟子入りをする際は、保護者の許可をとるそうなのですが、もうすでに大人だった桂宮治さんは、嫁明日香さんを呼ぶ事になりました。
桂伸治さんは、嫁明日香さんにもやめた方がいいと説得をしたのですが、桂宮治さんの気持ちを知っていた嫁明日香さんは、それでも引き下がらず、
「よろしくお願いします。」
と桂伸治さんに頭を下げたそうです。
この嫁明日香さんの一押しにより、見事弟子入りすることが決定!
弟子入りの影の立役者は、嫁明日香さんだったことが分かりましたね!
弟子入りを支えた以外にも、嫁明日香さんは落語家への転身も大きな支えになっていました。
ご紹介します。
落語家転身の背中を押した嫁の言葉!
サラリーマンから落語家への転身。これを快く受け入れられる人はどれくらいいるのでしょうか。
なかなかいないですよね。
化粧品会社で上り詰め、このまま続けていていいのかと、悩んでいた桂宮治さんにかけた言葉がこちら!
「人生は一度切り、やりたいことをやりなさい。」
この言葉をかけただけではなく、収入面でも大変になると悟った嫁明日香さんは、銀座のホステスとして働き、家計を支えました。
桂宮治さんにとって、とても大きい存在の嫁明日香さんについては、こちらの記事に詳しく書いてありますので、こちらをご覧ください!
桂宮治の師匠の言葉が座右の銘!
桂伸治さんに弟子入りをし、経験を積んでいく中で、桂宮治んは師匠から言われた言葉は、常に胸に刻んでいるそうです。
その中でも座右の銘としている言葉がこちら!
「明るいところに花は咲く」
こちらの言葉を大事にしていて、色紙などに一言書いてほしいと頼まれたときは、この言葉を必ず書くそうです。
この言葉以外ににも、
「噺家の中で、一番面白いと思ってもらえるように努力しろ」
上記の言葉も忘れないようにしているそうです。
どんな時も明るく、笑顔でいる人のところに、神様はほ微笑んでくれるという事ですね!
桂宮治さんの嫁明日香さんにも、ぴったりな言葉に感じます。
まとめ│桂宮治の師匠は桂伸治!弟子入りの決め手は嫁明日香!
この記事では、【桂宮治の師匠は3代目・桂伸治!弟子入りエピソードや名言まとめ!】と題
して、桂宮治さんの師匠3代目・桂伸治さんについて深掘りしました。
3代目・桂伸治さんについてまとめると、
・桂伸治さんは1989年に桂伸治を襲名した
・桂宮治さんは師匠の寄席で登場してきたところを見て、一目ぼれした
・桂伸治さんの弟子は全部で8人
・弟子入りは待ち伏せをして直訴した
・弟子入りを桂伸治さんから断られそうになったが、嫁明日香さんの後押しで弟子入りが決定した
これから益々の活躍間違いなしの桂宮治さん。
その師匠である、桂伸治さんも気になる存在になってきましたね!
現代はYouTubeなど、ネットにたくさん情報がありますので、桂宮治さんの師匠、桂伸治さんの落語もぜひ見てみてください!