【新郎必見】タキシードに合わせる正しいシャツの選び方の基本と応用




タキシードに合わせるシャツを選ぶには、先ず基本のシャツのカタチがあることを理解しておく必要があります。

そもそもシャツのデザインや素材の種類によっても、それがフォーマルよりなのか、カジュアルよりなのかという区分があります。当然ながら、それらはT・P・Oに応じて選ぶ必要があるということです。

ボタンダウンシャツの出自がスポーツウェアであることを知っていれば、格式のあるフォーマルシーンには不向きなことがわかりますし、ネクタイを着用しないことが前提のイタリアンカラーのシャツなどは、フォーマル度は皆無といっても過言ではありません。

とはいえ、フォーマルを考えたときに、『こうでなければならない』ということに固執しすぎても、個性がなくなってしまいます。

正しいドレスシャツ選びの基準は、相手にとって、礼を逸しないかどうかという視点を持つことが重要です。




 

【新郎必見】タキシードに合わせる正しいシャツの選び方の基本と応用

素材はコットン100%のブロードクロスが基本

タキシードに合わせるシャツは天然素材のコットン100%に限ります。さらに繊維が長く、細い糸で織られた平織りのブロードクロスが望ましい。良質なコットンのシャツはシルクのような光沢をあり、カシミヤにもひけをとらない風合いとなります。

シャツはもともとアンダーウェアだったこと。下着はもっとも肌に近い皮膚感覚の衣服であり、アンダーウェアなしでシャツを着ることを考えれば、シャツの素材はできるだけ吸湿性の高いもの、つまりコットンが最良ということになります。

ときどき価格的なメリットを優先し、ポリエステル素材のシャツを選ぶ方がいますが、それは絶対にやめたほうがいいでしょう。なぜならば化学繊維は機能性を高めるために用いられることが多く、ポリエステル混はやはり着心地が悪いということと、見た目がチープに映ってしまいます。

ポリエステル混のシャツは相手への敬意というフォーマルの理念からすると、タキシードに合わせるシャツとしては相応しくないでしょう。また、メンズフォーマルにおいては肌に近い衣服ほど、上質な素材を使うべきと考えられています。




 

襟型はウィングカラーかレギュラーカラーの二択

先ずは最もフォーマルでクラシックな衿型、ウィングカラーです。

ウィングカラーとは先端が少し折れた立ち襟のデザインを指します。フォーマルシーンの最も王道です。選択に迷った場合は先ずウィングカラーを選べば間違いはないです。最近はウィングの形にも大小があり、大きいものは蝶ネクタイやタキシードとのバランスが取りづらくなるので避けたほうがよいでしょう。

もう一つは、昨今の海外メゾンブランドで多くみられるレギュラーカラーです。

この形は最もポピュラーで襟型の基本です。ビジネスシーンやカジュアルシーンにおいても馴染みがあります。襟先の開きの角度は約75~90度程度となります。

セレブリティーのタキシードの着こなしを見ると、昨今ではレギュラーカラーの方が多く見られます。レギュラーカラーの特徴としては襟を折り返すので蝶ネクタイのベルトがしっかり隠れることです。ウィングカラーは少し過剰になってしまうところがり、控え目なレギュラーカラーの方が逆にファッション的な着こなしができ、粋ということで広まっていいるのでしょう。個人的にもレギュラーカラーがお勧めです。

胸元のデザインはプリーツ入り

イカ胸、プリーツ、ヒダ入り、プリーテッドブザムなど、様々な名称で呼ばれいています。プリーツは非日常的なドレスシーンでは欠かせないディテールです。タキシードに合わせるシャツはプリーツ入りが望ましいです。

ただ、このプリーツがあるか、ないかのデザインも合わせるタキシードやコーディネートによるというのが結論です。ファッション的な要素でミニマルな着こなしをするのであれば、プリーツは不要になります。

前立ては比翼かスタッズボタン

前立ての基本は比翼と呼ばれる隠し釦です。ボタンが見えることはフォーマルには相応しくないという考え方が一般的に浸透しています。なのでボタンを隠すという仕立てが比翼という仕様になります。

もう一方でタキシードならではの仕立てにスタッズボタンがあります。スタッズボタンとは前立ての第2~第4ボタン部分に後からつける飾りボタンのことです。スタッズボタンはカフリンクス同様にブラックオニキスが正装のルールとなります。

基本は上記の二択を理解しておけば先ずは問題ありません。もっと自分らしいスタイルに挑戦したいということであれば、ファッション的な要素を取り入れた着こなし方があります。基本を押さえたうえで、『あえて』『ハズシ』というテクニックです。こちらは応用パターンとなり、合わせるアイテムひとつひとつのコーディネートが重要になってきます。正解というのは存在しません。要するにどのようにバランスを組み合わせるかという考え方で、この部分がファッションの醍醐味となります。

袖口はダブルカフスがフォーマル

シャツの袖口はシングルでも問題はないですが、せっかくのフォーマルを装うのであれば、より非日常的なドレッシーな印象になるダブルカフスがお勧めです。ドレッシーで洗練された手元はそれだけで紳士的に映ります。

ダブルカフスにつけるカフリンクスはブラックオニキスが正装のルールとなります。小さめで控え目なデザインを選ぶほうが粋です。