タキシードにネクタイはNG!蝶ネクタイの代表4種類と選び方を解説




よく聞かれる質問の一つに『タキシードにネクタイはつけないのでしょうか?』

または、『タキシードにネクタイをつけるのはおかしいでしょうか?』

この問いに関しては、質問者のタキシード概念がどこにあるのかというところで回答がかわってくるのではないでしょうか。

シンプルに回答すれば、『タキシードにネクタイはつけません!』が答えです。

この記事ではタキシードにネクタイをつけない理由を明確にし、タキシードに合わせる正しい蝶ネクタイの種類と選び方について解説していきます。




 

タキシードにネクタイはNG!蝶ネクタイの代表4種類と選び方を解説

タキシードにネクタイを付けない理由

冒頭の質問をされる方の多くは、タキシードがどのような服装であるのかということを理解されていないのが実情です。

ここで整理していきたいことは、質問者の言っている『タキシードとは』何を指しているのかということになります。つまり、ドレスコードに沿った服装規定の正式なタキシードであるか、ないかということですね。

そもそも服装規定があるので、身に着けるアイテムは全てルール化されています。ひとつひとつのアイテムの集積でスタイルが完成されますので、そこにルールに反するアイテムを身に着けることは基本的にはないというのが理由です。

しかし、この質問者の意図はおそらく、『新郎が結婚式で着る衣装』=『タキシード』という概念があるということです。いわゆるタキシードを総称として捉えているということですね。

ですので、この質問者の概念であれば質問の回答は『ネクタイをつける衣装はあります』ということになります。

なぜならば、デザインソースがモーニングコートやフロックコートだからです。つまり、『コート』というキーワードがあるように、ロングタキシードも含めてですが、着丈が長い衣装に対してはネクタイをつける傾向があります。衣装の着丈をネクタイのボリュームでバランスをとっているのです。

結論は、

正式なタキシードにはネクタイは付けない。付けるのは蝶ネクタイのみ。

婚礼用の総称タキシードにはネクタイをつける。蝶ネクタイを付けるかは選ぶ衣装によって変わる。

ということになります。正しいことを知ったうえで、自分らしいアイテムを選択しましょう。




 

タキシードに合わせる蝶ネクタイ代表4種類を解説

蝶ネクタイはサイズやスタイルによって、大きく4種類に分けられます。

バタフライ

『バタフライ』の特徴は何と言っても大きさ。先端のサイズは7.6cm~8.9cmもあります。最もクラシカルでフォーマルな蝶ネクタイとして親しまれ、外国の人には『ジャンボ』なんて呼ばれています。

一般的な日本人の体形からするとかなり大きい印象です。ボリュームのあるバタフライは小顔効果はありますが、やや大げさに見えるので、上級者向けの蝶ネクタイです。

セミバタフライ

『セミバタフライ』は『バタフライ』よりも少し小さめの蝶ネクタイです。先端のサイズは5.7cm〜7cm程度。蝶ネクタイの中では、ちょうどいいサイズで一番選ばれることが多いスタンダードです。

ストレートエンド

『ストレートエンド』の特徴は細いシルエット。先端のサイズは3.8cm〜5.1cm程度。コウモリ(バッド)の羽のような形状から、別名『バットウィング』ともよばれています。

昨今ではスリムなモノを好む傾向が多いので、このスッキリとした見た目の印象は人気があります。ややかカジュアルテイストです。

ポインテッド・エンド

『ポインテッド』の特徴は先端の形状と剣先が左右非対称デザインです。先端の剣先が山のように尖っているタイプで、スタイリッシュで個性を演出しやすい蝶ネクタイです。

フォーマルの中で少し砕けたファッション性を演出できるため、個人的にお勧めの蝶ネクタイです。

蝶ネクタイの適正サイズと選び方

蝶ネクタイの適正サイズを見極める判断基準は顔の大きさと体型がポイントです。

適正サイズ

小顔の人が『バタフライ』のような大きい蝶ネクタイを選べばお笑い芸人みたいな印象になりますし、大きい顔の人が『バットウィング』のような小さめの蝶ネクタイを選べば、顔の大きさが強調されます。

似合う蝶ネクタイというのは、バランスが重要。一般的に言われているのは目尻から、顔の輪郭までの間に端がおさまるとバランスが良いと言われています。

選び方

デザインやサイズは蝶ネクタイ選ぶうえで大切な要素ですが、それよりも蝶ネクタイのクオリティーに関しては更に慎重に選ぶ必要があります。

なぜならば、男性にとって顔の真下に身に着ける装飾品だからです。それだけ相手への印象づけが強いということになります。チープなクオリティーで数千円で手に入るような蝶ネクタイは先ず選ばない方が賢明です。

最も紳士的な蝶ネクタイは、やはり自分で結ぶ『手結び』タイプがよいでしょう。出来合いの結ばれいるものでは、微妙なニュアンスを結び方で表現することが困難です。多少不揃いや崩れがあったほうが粋な雰囲気が伝わります。

女性がジュエリーを選ぶのように、男性も蝶ネクタイは慎重に選びましょう。